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凶服の者には之に式す

きょうふくものにはこれしょく
  • 出典:『論語』郷党第十16(ウィキソース「論語/鄉黨第十」参照)
  • 解釈:道で喪服を着た人に出会ったときは、必ず乗っている車の前の横木に手をかけて敬礼した。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
凶服者式之。式負版者。
きょうふくものにはこれしょくす。はんものしょくす。
  • 凶服者 … 喪服を着た人。「凶服」は、「さい」よりも軽い喪服。
  • 式 … 車の前にある横木であるしきみに手をかけて敬礼すること。
  • 負版者 … 国の戸籍簿を手に持っている役人。また「喪服の背中に縫い付ける切れ」という説もある。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「郷党第十16」参照。
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