賢にして財多ければ、則ち其の志を損ない、愚にして財多ければ、則ち其の過ちを益す
賢にして財多ければ、則ち其の志を損ない、愚にして財多ければ、則ち其の過ちを益す
- 出典:『漢書』疏広伝(ウィキソース「漢書/卷071」参照)
- 解釈:賢くても財産が多くあると、高い志を抱いた者も安楽に流れてかえってだめになる。愚か者で財産が多くあると、放蕩に走って過ちを増す。子孫に財産を残そうとしなかった前漢の学者、疏広の言葉。
- 漢書 … 百二十巻。前漢の歴史を記した歴史書。後漢の班固の撰著。二十四史の一つ。ウィキペディア【漢書】参照。
賢而多財、則損其志、愚而多財、則益其過。
賢にして財多ければ、則ち其の志を損い、愚にして財多ければ、則ち其の過ちを益す。
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