一を聞いて二を知る
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一を聞いて二を知る
- 出典:『論語』公冶長第五8(ウィキソース「論語/公冶長第五」参照)
- 解釈:私は一を聞いてやっと二を理解するに過ぎません。一を聞いて十を理解する顔回に対し、自分は理解力が平凡であるという、子貢の言葉。これに対し、孔子は「自分もお前と同じで、顔回にはかなわないよ」と言っている。
- 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子謂子貢曰、女與回也孰愈。對曰、賜也何敢望回。回也聞一以知十。賜也聞一以知二。子曰、弗如也。吾與女弗如也。
子、子貢に謂いて曰く、女と回と孰れか愈れる。対えて曰く、賜や何ぞ敢えて回を望まん。回や一を聞いて以て十を知る。賜や一を聞いて以て二を知るのみ。子曰く、如かざるなり。吾と女と如かざるなり。
- 詳しい注釈と現代語訳については「公冶長第五8」参照。
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