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益を求むる者に非ざるなり。速やかに成らんことを欲する者なり

えきもとむるものあらざるなり。すみやかにらんことをほっするものなり
  • 出典:『論語』憲問第十四47(ウィキソース「論語/憲問第十四」参照)
  • 解釈:彼は向上心があるわけではない。早く一人前になりたいと思っているだけの少年です。けつという村の少年が孔子の所で取り次ぎ役の仕事をしていた。ある人が孔子にその少年がものになるか尋ねたときの、孔子の言葉。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
闕黨童子將命。或問之曰、益者與。子曰、吾見其居於位也。見其與先生並行也。非求益者也。欲速成者也
闕党けっとうどうめいおこなう。あるひとこれいていわく、えきするものか。いわく、われくらいるをるなり。先生せんせいならくをるなり。えきもとむるものあらざるなり。すみやかにらんことをほっするものなり。
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句