直道にして行う
直道にして行う
- 出典:『論語』衛霊公第十五24(ウィキソース「論語/衞靈公第十五」参照)
- 解釈:真っ直ぐなやり方で人民を治める。
- 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子曰、吾之於人也、誰毀誰譽。如有所譽者、其有所試矣。斯民也、三代之所以直道而行也。
子曰く、吾の人に於けるや、誰をか毀り誰をか誉めん。如し誉むる所有る者は、其れ試むる所有り。斯の民や、三代の直道にして行う所以なり。
- 毀 … 非難する。けなす。
- 誉 … ほめる。
- 所試 … 試して確かめる。「こころみしところ」と読んでもよい。
- 三代 … 夏・殷・周の三代の王朝。
- 直道 … まっすぐな道。正しい政道。
- 詳しい注釈と現代語訳については「衛霊公第十五24」参照。
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