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絶句(杜甫)

絶句ぜっ
杜甫とほ     
  • 五言絶句。然・年(平声先韻)。
  • 『全唐詩』巻228所収。
  • 絶句 … 『全唐詩』等では「絶句二首 其二」に作る。
  • 杜甫 … 712~770。盛唐の詩人。襄陽じょうようの人。あざなは子美。李白と並び称される大詩人で「詩聖」といわれている。ウィキペディア【杜甫】参照。
江碧鳥逾白
こうみどりにして とり逾〻いよいよしろ
  • 江 … 揚子江の支流、錦江。
  • 碧 … 深緑色。
  • 逾 … 「愈」と同じ。ますます。いっそう。
山青花欲然
やまあおくして はなえんとほっ
  • 然 … 「燃」と同じ。燃えるように赤い。『全唐詩』等では「燃」に作る。
  • 欲 … 「(んと)ほっす」と読み、「今にも~しようとする」と訳す。「~したいと思う」の意ではない。
今春看又過
こんしゅん看〻みすみす
  • 看 … みるみるうちに。旧訓では「みすみす」、新訓では「のあたり」と読む。なお、ここでの「みすみす」には「悪い状況と知っていながら、それにふさわしい対応をしないさま」というような今日的意味合いはない。
  • 又 … ことしの春もまた。
  • 過 … 過ぎ去る。
何日是歸年
いづれのか ねん
  • 何日 … いつになったら。
  • 帰年 … 故郷に帰れる年。
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