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烏夜啼(李白)

烏夜啼
てい
はく
  • 七言古詩。棲・啼(平声齊韻)、女・語(上声語韻)雨(上声麌韻)通押。
  • 李白 … 701~762。盛唐の詩人。あざなは太白。蜀の隆昌県青蓮郷(四川省江油市青蓮鎮)の人。青蓮居士と号した。科挙を受験せず、各地を遊歴。天宝元年(742)、玄宗に召されて翰林かんりん供奉ぐぶ(天子側近の文学侍従)となった。しかし、玄宗の側近で宦官の高力士らに憎まれて都を追われ、再び放浪の生活を送った。杜甫と並び称される大詩人で「詩仙」と仰がれた。『李太白集』がある。ウィキペディア【李白】参照。
黄雲城邊鳥欲棲
黄雲こううんじょうへん からすまんとほっ
  • 黄 … 王琦編注『李太白全集』(中国書店)では「尋」に作る。
  • 邊 … 王琦編注『李太白全集』(中国書店)には「一作南」とある。
  • 欲棲 … 『唐寫本唐人選唐詩』(『唐人選唐詩十種』所収)では「夜栖」に作る。
歸飛啞啞枝上啼
かえんで 啞啞ああとしてじょう
機中織錦秦川女
ちゅう にしきる 秦川しんせんじょ
  • 機中織錦秦川女 … 『全唐詩』には「一作閨中織婦秦家女」とある。
碧紗如烟隔牎語
へき けむりごとく まどへだててかた
  • 紗 … 『唐寫本唐人選唐詩』(『唐人選唐詩十種』所収)では「沙」に作る。
停梭悵然憶遠人
とどめてちょうぜんとして遠人えんじんおも
  • 然 … 『宋蜀刻本唐人集叢刊 李太白文集』(上海古籍出版社)では「望」に作る。
  • 悵然憶遠人 … 『全唐詩』には「一作向人問故夫」とある。
獨宿空房涙如雨
ひと空房くうぼう宿しゅくして なみだあめごと
  • 空 … 『全唐詩』では「孤」に作り、「一作空」とある。
  • 獨宿空房 … 『全唐詩』では「獨宿孤房」に作り、「一作欲説遼西」とある。
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