怨み骨髄に徹す
怨み骨髄に徹す
- 出典:『史記』秦本紀(ウィキソース「史記/卷005」参照)
- 解釈:恨みが骨のしんまでしみ通る。非常に強く人を恨むこと。「怨み骨髄に入る」とも。
- 史記 … 前漢の司馬遷がまとめた歴史書。二十四史の一つ。事実を年代順に書き並べる編年体と違い、人物の伝記を中心とする紀伝体で編纂されている。本紀十二巻、表十巻、書八巻、世家三十巻、列伝七十巻の全百三十巻。ウィキペディア【史記】参照。
繆公之怨此三人、入於骨髓。願令此三人歸、令我君得自快烹之。
繆公の此の三人を怨むや、骨髄に入れり。願わくは此の三人をして帰らしめ、我が君をして自ら快く之を烹るを得しめよ。
- 繆公 … 秦の第九代君主。?~紀元前621年。在位は紀元前659年~紀元前621年。穆公とも。
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