其れ事ならん。如し政有らば、吾を以いずと雖も、吾其れ之を与り聞かん
其れ事ならん。如し政有らば、吾を以いずと雖も、吾其れ之を与り聞かん
- 出典:『論語』子路第十三14(ウィキソース「論語/子路第十三」参照)
- 解釈:それは季氏の日常の事務だろう。もし国家の政務なら、いくら引退したとはいえ、私もきっと相談にあずかるはずだ。冉有が季氏の事務所から帰ってきたとき、孔子が「どうしてこんなに遅かったのだ」と聞いた。冉有は「国家の政務がありましたので」と答えた。これに対する孔子の言葉。
- 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
冉子退朝。子曰、何晏也。對曰、有政。子曰、其事也。如有政、雖不吾以、吾其與聞之。
冉子朝より退く。子曰く、何ぞ晏きや。対えて曰く、政有り。子曰く、其れ事ならん。如し政有らば、吾を以いずと雖も、吾其れ之を与り聞かん。
- 詳しい注釈と現代語訳については「子路第十三14」参照。
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