粒々辛苦
粒々辛苦
- 出典:李紳「農を憫む」(『全唐詩』巻四百八十三、ウィキソース「憫農二首」参照)
- 解釈:ある事を実現するために、こつこつと努力を積み重ねること。「粒々」は、米の一粒一粒。「辛苦」は、つらい苦しみの意。
- 李紳 … 772~846。中唐の詩人・宰相。無錫(現在の江蘇省無錫市)の人。祖先の出身地は亳州(現在の安徽省亳州市)。字は公垂。元和元年(806)、進士に及第。白居易・元稹らと親しく交流した。詩集『追昔遊集』がある。元稹・李徳裕とともに「三俊」と称された。ウィキペディア【李紳】(中文)参照。
鋤禾日當午
禾を鋤いて 日 午に当たる
汗滴禾下土
汗は滴る 禾下の土
誰知盤中飱
誰か知らん 盤中の飱
粒粒皆辛苦
粒粒 皆辛苦なるを
- 詳しい注釈については、李紳「憫農」参照。

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