思い半ばに過ぐ
思い半ばに過ぐ
- 出典:『易経』繋辞下伝(ウィキソース「易傳/繫辭下」参照)
- 解釈:おおよその見当がつく。考えると得るところが多い。ほぼ推察できる。大半以上わかる。
- 易経 … 周代の占いの書。五経の一つ。陰陽を組み合わせた六十四卦によって、自然と人生との変化の法則を解説している。「周易」「易」とも。ウィキペディア【易経】参照。
噫亦要存亡吉凶、則居可知矣。知者觀其彖辭、則思過半矣。
噫、亦た存亡吉凶を要するは、則ち居ながらにして知るべし。知者其の彖辞を観れば、則ち思い半ばに過ぎん。
- 存亡 … 存続と滅亡。
- 彖辞 … 周易の各卦のあらわす意味を判断した総論。
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