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道の将に行われんとするや、命なり。道の将に廃れんとするや、命なり

みちまさおこなわれんとするや、めいなり。みちまさすたれんとするや、めいなり
  • 出典:『論語』憲問第十四38(ウィキソース「論語/憲問第十四」参照)
  • 解釈:道が行われるのも天命です。道がすたれるのも天命です。(こうはくりょうごときが天命をどうすることもできない。)子路が季孫氏に仕えていたとき、弟子の公伯寮が子路のことを季孫氏に讒言ざんげんした。このことを知った魯の大夫ふくけいはくが孔子に報告し、自分の力で公伯寮をやっつけることができると息巻いた。これに対し、孔子が答えた言葉。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
公伯寮愬子路於季孫。子服景伯以告曰、夫子固有惑志於公伯寮。吾力猶能肆諸市朝。子曰、道之將行也與、命也。道之將廢也與、命也。公伯寮其如命何。
こうはくりょう子路しろそんうったう。ふくけいはくもっげていわく、ふうもとよりこうはくりょうまどえるこころざしり。ちからこれちょうさらさん。いわく、みちまさおこなわれんとするや、めいなり。みちまさすたれんとするや、めいなり。こうはくりょうめい如何いかんせん。
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句