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子生まれて三年、然る後に父母の懐より免る。夫れ三年の喪は、天下の通喪なり

まれて三年さんねんしかのち父母ふぼふところよりまぬがる。三年さんねんは、てん通喪つうそうなり
  • 出典:『論語』陽貨第十七21(ウィキソース「論語/陽貨第十七」参照)
  • 解釈:子どもは生まれてから三年経って、やっと父母のふところを離れる。だから三年喪に服すのは、世間一般の常識となっている喪礼である。門人のさいが「三年の喪は長すぎます。一年で充分ではないですか」と言ったときの、孔子の言葉。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
宰我問。三年之喪、期已久矣。……子曰、予之不仁也。子生三年、然後免於父母之懷。夫三年之喪、天下之通喪也。予也有三年之愛於其父母乎。
さいう。三年さんねんは、はなはひさし。……いわく、じんなるや。まれて三年さんねんしかのち父母ふぼふところよりまぬがる。三年さんねんは、てん通喪つうそうなり。父母ふぼ三年さんねんあいるか。
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た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句