徼めて以て知と為す者を悪む
徼めて以て知と為す者を悪む
- 出典:『論語』陽貨第十七24(ウィキソース「論語/陽貨第十七」参照)
- 解釈:他人の考えをかすめ取って、それを自分の知恵であるとする者を憎む。
- 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子貢曰、君子亦有惡乎。子曰、有惡。惡称人之惡者。惡居下流而訕上者。惡勇而無禮者。惡果敢而窒者。曰、賜也亦有惡乎。惡徼以爲知者。惡不孫以爲勇者。惡訐以爲直者。
子貢曰く、君子も亦た悪むこと有るか。子曰く、悪むこと有り。人の悪を称する者を悪む。下流に居て上を訕る者を悪む。勇にして礼無き者を悪む。果敢にして窒がる者を悪む。曰く、賜や亦た悪むこと有るか。徼めて以て知と為す者を悪む。不孫にして以て勇と為す者を悪む。訐いて以て直と為す者を悪む。
- 詳しい注釈と現代語訳については「陽貨第十七24」参照。
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