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臨洞庭(孟浩然)

臨洞庭
洞庭どうていのぞむ)
もう浩然こうねん     
  • 五言律詩。清・城・明・情(平声庚韻)。
  • 臨洞庭 … 『全唐詩』巻160では「望洞庭湖贈張丞相」に作り、「一作臨洞庭」との注がある。
  • 孟浩然 … 689~740。盛唐の詩人。じょうよう(湖北省)の人。名は浩、浩然はあざな。ウィキペディア【孟浩然】参照。
八月湖水平
八月はちがつ すいたいらかなり
涵虚混太清
きょひたして太清たいせいこん
  • 虚 … 虚空。大空。
  • 太清 … 天。
氣蒸雲夢澤
す 雲夢うんぼうたく
  • 雲夢沢 … 今の湖北省南部から湖南省北部にかけてあったといわれる大沼沢地の名。
波撼岳陽城
なみうごかす 岳陽城がくようじょう
  • 撼 … 『全唐詩』には「一作動」との注がある。
欲濟無舟楫
わたらんとほっするに舟楫しゅうしゅう
  • 舟楫 … 舟とかい。
端居恥聖明
端居たんきょして聖明せいめい
  • 端居 … なすこともなく、じっとしている。
  • 聖明 … 天子の明徳。
坐觀垂釣者
そぞろつりるるもの
  • 坐観 … 『全唐詩』には「一作徒憐」との注がある。
  • 者 … 『全唐詩』には「一作叟」との注がある。
徒有羨魚情
いたずらにうおうらやむのじょう
  • 徒 … 『全唐詩』では「空」に作り、「一作徒」との注がある。
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