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宿建徳江(孟浩然)

宿建德江
建徳江けんとくこう宿やど
もう浩然こうねん
  • 〔出典〕 『唐詩三百首』五言絶句、『全唐詩』巻百六十、『文苑英華』巻二百九十一、他
  • 五言絶句。新・人(平声真韻)。
  • ウィキソース「宿建德江」参照。
  • 宿建徳江 … 『文苑英華』では「建徳江宿」に作る。
  • 建徳江 … 浙江省を流れる川の名。銭塘せんとうこうの中流にあたる。
  • 宿 … 舟宿りする。
  • 孟浩然 … 689~740。盛唐の詩人。じょうよう(湖北省)の人。名は浩、浩然はあざな。ウィキペディア【孟浩然】参照。
移舟泊煙渚
ふねうつして煙渚えんしょはく
  • 移舟 … 舟を岸に寄せる。
  • 煙 … 『全唐詩』には「一作幽」とある。
  • 煙渚 … 夕もやの立ちこめる波うちぎわ。
日暮客愁新
れてかくしゅうあらたなり
  • 客愁 … 旅愁。「客」は、旅人の意。
野曠天低樹
ひろくして てん
  • 曠 … 広々としている。
  • 低樹 … 木々に低く垂れ下がる。
江清月近人
こうきよくして つきひとちか
  • 江 … 川。
  • 清 … 澄む。
  • 月近人 … 月が間近に感じられる。また、水に映った月影が近くに感じられる、とする説もある。
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