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西宮秋怨(王昌齢)

西宮秋怨
西宮せいきゅう秋怨しゅうえん
王昌齢おうしょうれい
  • 七言絶句。粧・香・王(平声陽韻)。
  • 西宮秋怨 …『文苑英華』では「西宮秋(一作愁)怨二首 其一」に作る。
  • 王昌齢 … 698~755。盛唐の詩人。京兆の人。あざなは少伯。高適・岑参とともに辺塞詩人のひとり。ウィキペディア【王昌齢】参照。
芙蓉不及美人粧
ようおよばず 美人びじんよそお
  • 芙蓉 … はすの花。
  • 美人 … 前漢の成帝の妃であった班婕妤はんしょうよのこと。
水殿風來珠翠香
水殿すいでん かぜきたって珠翠しゅすいかんば
  • 水殿 … 池のほとりに建てた宮殿。
  • 珠翠 … 真珠や翡翠の髪飾り。
卻恨含情掩秋扇
かえってうらむ じょうふくんで秋扇しゅうせんおお
  • 卻恨含情 … 『全唐詩』では「誰分(一作問)含啼(一作卻恨含情)」に作る。『文苑英華』では「誰問(一作分)含啼」に作る。
  • 秋扇 … 秋の扇。扇は秋になれば用がなくなり棄てられるところから、寵を失った女性(班婕妤)にたとえる。
空懸明月待君王
むなしく明月めいげつけて君王くんのうつを
  • 懸明月 … 夜空のかかる月にわが身を照らされること。
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