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送崔融(杜審言)

送崔融崔融さいゆうおくる)
審言しんげん     
  • 五言律詩。將・征・城・聲・平(平声庚韻)。
  • 崔融 … 唐初期の詩人。
  • 杜審言 … 645?~708。初唐の詩人。じょうよう(湖北省)の人。あざなは必簡。杜甫の祖父。咸亨元(670)年、進士に及第。李嶠、崔融、蘇味道とともに「文章四友」と呼ばれる。ウィキペディア【杜審言】参照。
君王行出將
君王くんのう くゆくでてしょうたらんとし
  • 君王 … 則天武后の甥、武三思を指す。
  • 行 … 「ゆくゆく」と読む。「今まさに」の意。
書記遠從征
書記しょき とおせいしたが
  • 書記 … 崔融を指す。
祖帳連河闕
祖帳そちょう 河闕かけつつらなり
  • 祖帳 … 送別の宴。
  • 河闕 … 洛陽南の伊闕山。
軍麾動洛城
軍麾ぐんき らくじょううごかす
  • 軍麾 … 指揮旗。
旌旗朝朔氣
旌旗せいき あしたには朔気さくき
  • 旌旗 … 旗指物。
  • 旗 … 『全唐詩』では「旃」に作り、「一作旗」との注がある。
  • 朔気 … 北方のつめたい空気。
笳吹夜邊聲
笳吹かすい よるには辺声へんせい
  • 笳吹 … 胡笳の音。
  • 辺声 … 辺境の音色。ここでは胡笳の音を指す。
坐覺煙塵掃
そぞろにおぼゆ 煙塵えんじんはらわるるを
  • 坐ろに … なんとなく。
  • 掃 … 底本では「拂」に作るが、諸本に従い改めた。
秋風古北平
しゅうふう 古北平こほくへい
  • 古北平 … いにしえの右北平の地。
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