>   漢詩   >   唐詩選   >   巻三 五言律詩   >   送劉司直赴安西(王維)

送劉司直赴安西(王維)

送劉司直赴安西
りゅう司直しちょく安西あんせいおもむくをおくる)
おう
  • 五言律詩。塵・人・臣・親(平声真韻)。
  • 司直 … 官名。
  • 安西 … 安西都護府。今の新疆省トルファン。
  • 王維 … 699?~761。盛唐の詩人、画家。太原(山西省)の人。あざなきつ。開元七(719)年、進士に及第。安禄山の乱で捕らえられたが事なきを得、乱後は粛宗に用いられてしょうじょゆうじょう(書記官長)まで進んだので、王右丞とも呼ばれる。また、仏教に帰依したため、詩仏と称される。『王右丞集』十巻(または六巻)がある。ウィキペディア【王維】参照。
絶域陽關道
絶域ぜついき 陽関ようかんみち
  • 絶域 … 遠くはなれた土地。
胡沙與塞塵
胡沙こさ塞塵さいじん
  • 胡沙 … モンゴル地方の砂漠。
  • 沙 … 『全唐詩』には「一作煙」とある。
  • 塞塵 … 辺境の砦で巻き起こる土ぼこり。
三春時有雁
さんしゅん ときがんるも
  • 三春 … 春の三ヶ月。陰暦一月・二月・三月のこと。
萬里少行人
ばん 行人こうじんすくなし
苜蓿隨天馬
苜蓿もくしゅく 天馬てんましたが
  • 苜蓿 … 草の名。うまごやし。クローバーに似ている。
  • 天馬 … すぐれた馬のたとえ。
葡萄逐漢臣
葡萄ぶどう 漢臣かんしん
當令外國懼
まさ外国がいこくをしておそれしむべし
不敢覓和親
あえ和親わしんもとめじ
歴代詩選
古代 前漢
後漢
南北朝
初唐 盛唐
中唐 晩唐
北宋 南宋
唐詩選
巻一 五言古詩 巻二 七言古詩
巻三 五言律詩 巻四 五言排律
巻五 七言律詩 巻六 五言絶句
巻七 七言絶句
詩人別
あ行 か行 さ行
た行 は行 ま行
や行 ら行