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呉子

 呉子ごし』について
兵法書。現存は六編。戦国時代の兵法家、呉起ごき(前440?~前381)が書いたと伝えられるが、真偽のほどは定かではない。『孫子』と並び称される。けい七書しちしょの一つ。ウィキペディア【呉子】参照。
 凡例
  • 明の劉寅『呉子直解』(『漢文大系』冨山房)を底本とし、諸本を参照して一部字句を訂正した。
  • 原文は正字(一部現代漢字)、書き下し文は現代漢字・現代仮名遣いとした。
序章 図国第一
料敵第二 治兵第三
論将第四 応変第五
励士第六  
  • 〔国内〕
  • 天野鎮雄『孫子・呉子』(新釈漢文大系 36)明治書院、1972年
  • 神田白龍子『孫子・呉子・司馬法・尉繚子』(漢文叢書 第五冊)博文館、1913年
  • 北村佳逸『兵法呉子附司馬法』立命館出版部、1943年
  • 『七書・鬼谷子・陸賈新語』(國譯漢文大成 經史子部 第十卷)國民文庫刊行會、1921年
  • 塚本哲三編『七書・鬼谷子』(有朋堂文庫漢文叢書)有朋堂、1919年
  • 『漢文大系(十三)列子・七書』冨山房、1912年
  • 松井武男『呉子』(中国古典新書)明徳出版社、1971年
  • 細川一敏『孫子・呉子』(中国の古典 3)学習研究社、1982年
  • 村山孚『孫子・呉子』(中国の思想 10)徳間書店、1996年
  • 守屋洋/守屋淳『孫子・呉子』(全訳「武経七書」1)プレジデント社、1999年
  • 山井湧『孫子・呉子』(全釈漢文大系 22)集英社、1975年
  • 〔国外〕
  • 『握奇經・六韜・司馬法・吴子・尉繚子』(諸子百家叢書)上海古籍出版社、1990年
  • 娄熙元/吴树平译注『吴子译注・黃石公三略译注』(中国兵家经典译注丛书)河北人民出版社、1992年
  • 傅紹傑註譯『呉子今註今譯』臺灣商務印書館、1976年