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国士無双

    
国士こくし無双むそう
  • 〔出典〕 『史記』淮陰侯列伝
  • 〔解釈〕 国士の中で並ぶ者もない人物。天下第一の人物。(Yahoo!辞書 大辞泉 【国士無双】
何聞信亡、不及以聞、自追之。人有言上曰、丞相何亡。上大怒、如失左右手。
しんぐるをくや、以聞いぶんするにおよばず、みずかこれう。ひとしょうりていわく、丞相じょうしょうぐ、と。しょうおおいにいかり、左右さゆううしないしがごとし。
居一二日、何來謁上。上且怒且喜、罵何曰、若亡、何也。何曰、臣不敢亡也。臣追亡者。上曰、若所追者誰。何曰、韓信也。
ること一二日いちににちたりてしょうえつす。しょういかよろこび、ののしりていわく、なんじぐるは、なんぞや、と。いわく、しんえてげざるなり。しんぐるものいしなり、と。しょういわく、なんじいしところものたれぞや、と。いわく、韓信かんしんなり、と。
上復罵曰、諸將亡者以十數、公無所追、追信詐也。何曰、諸將易得耳、至如信者、國士無雙。王必欲長王漢中、無所事信。必欲爭天下、非信無所與計事者。
しょうののしりていわく、諸将しょしょうぐるものじゅうもっかぞうるも、こうところし、しんうとはいつわりなり、と。いわく、諸将しょしょうやすきのみ、しんごとものいたりては、国士こくし無双むそうなり。おうかならなが漢中かんちゅうおうたらんとほっせば、しんもちうるところし。かなら天下てんかあらそわんとほっせば、しんあらざれば、ともことはかところものし。
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