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遊ぶに必ず方有り

あそぶにかならほう
  • 出典:『論語』里仁第四19(ウィキソース「論語/里仁第四」参照)
  • 解釈:父母の存命中に遠方へ出かけるときは、父母に心配をかけないよう、行き先をはっきり伝えておくべきである。親孝行の心がけの一つ。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子曰、父母在、不遠遊。遊必有方
いわく、父母ふぼいませば、とおあそばず。あそぶにかならほうり。
  • 在 … 存命中。「いますときは」と読んでもよい。
  • 遠遊 … 遠出。遠方への旅行。
  • 方 … 「つね」と読んでもよい。方角。一定の方向。父母に行き先をはっきり伝えておくこと。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「里仁第四19」参照。
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句