桃李もの言わざれど下自ら蹊を成す
桃李もの言わざれど下自ら蹊を成す
- 〔出典〕 『史記』李将軍伝賛
- 〔解釈〕 桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。(Yahoo!辞書 大辞泉 【桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す】)
余睹李將軍悛悛如鄙人、口不能道辭。及死之日、天下知與不知、皆爲盡哀。彼其忠實心誠信於士大夫也。諺曰、桃李不言、下自成蹊。
余、李将軍を睹るに悛悛として鄙人の如く、口、道辞すること能わず。死するの日に及び、天下、知ると知らざると、皆為に哀しみを尽くす。彼の其の忠実の心誠に士大夫に信ぜらるるなり。諺に曰く、桃李言わざれども、下自ら蹊を成す、と。
- 李将軍 … 前漢の武将、李広。?~前119。
- 睹 … 見る。
- 悛悛 … 慎重で重厚な様子。
- 鄙人 … いなか者。
- 道辞 … ことばを言う。
- 誠 … 確かに。
- 蹊 … 小道。