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之を知る者は之を好む者に如かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず

これものこれこのものかず。これこのものこれたのしむものかず
  • 出典:『論語』雍也第六18(ウィキソース「論語/雍也第六」参照)
  • 解釈:物事をただ知識として知っていることは、それを好きになることには及ばない。それを好きになることは、それを楽しむことには及ばない。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子曰、知之者不如好之者。好之者不如樂之者
いわく、これものこれこのものかず。これこのものこれたのしむものかず。
  • 之 … 具体的に指示するものはない。
  • 知 … 存在を知る。
  • 不如 … 「~は…にしかず」(~不如…)と読み、「~は…に及ばない」「~より…の方がよい」と訳す。
  • 好 … 対象に対して特別な感情をいだく。好きになる。
  • 楽 … 対象と自己とが一体となり、完全に融合すること。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「雍也第六18」参照。
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た行 な行 は行
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論語の名言名句