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子路第十三 26

13-26 子曰。君子泰而不驕。小人驕而不泰。
わく、くんたいにしてきょうならず。小人しょうじんきょうにしてたいならず。
  • 泰 … ゆったりしている。落ち着いている。のびのびしている。余裕がある。
  • 驕 … おごり高ぶる。尊大ぶる。威張る。荻生徂徠は「驕は奢侈と義を同じうせず」(驕與奢侈不同義)と言っている。『論語徴』(国立国会図書館デジタルコレクション)参照。
  • 『集解』には「君子は自ら縦泰にして、驕に似て驕ならず。小人は拘忌して、実は自ら驕矜きょうきょうす」(君子自縱泰、似驕而不驕。小人拘忌、而實自驕矜)とある。
  • 『集注』には「君子は理にしたがう。故に安舒あんじょにしてきょうならず。小人は欲をたくましくす。故に是に反す」(君子循理。故安舒而不矜肆。小人逞欲。故反是)とある。
  • 穂積重遠しげとお(1883~1951)は「孔子様がおっしゃるよう、『君子はおちつきがあっていばらない。小人はいばっていておちつきがない』」と訳している(新訳論語)。
  • 下村湖人(1884~1955)は「先師がいわれた。君子は泰然としている。しかし高ぶらない。小人は高ぶる。しかし泰然たるところがない」と訳している(現代訳論語)。
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