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論語 述而第七 20

07-20 子不語怪力亂神。
かいりょくらんしんかたらず。
  • 怪 … 怪奇。奇怪。古注に引く王粛の注には「怪とは、怪異なり」(怪、怪異也)とある。
  • 力 … 怪力。武勇伝。暴力。「りき」と読んでもよい。古注に引く王粛の注には「力とは、ごうふねうごかし、かくせんきんを挙ぐるがごときの属を謂う」(力、謂若奡盪舟、烏獲舉千鈞之屬)とある。詳しくは「憲問第十四6」参照。
  • 乱 … 悖乱はいらん。背徳。道を乱すこと。無秩序。古注に引く王粛の注には「乱とは、臣の君をしいし、子の父をしいするを謂う」(亂、謂臣弑君、子弑父)とある。
  • 神 … 神秘的なこと。古注に引く王粛の注には「神とは、鬼神の事を謂う」(神、謂鬼神之事)とある。
  • 「怪力」「乱神」の二者とする説もある。
  • 下村湖人(1884~1955)は「先師は、妖怪変化へんげとか、腕力ざたとか、醜聞とか、超自然の霊とか、そういったことについては、決して話をされなかった」と訳している(現代訳論語)。
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