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束脩

そくしゅう
  • 出典:『論語』述而第七7(ウィキソース「論語/述而第七」参照)
  • 解釈:干し肉。十本束ねて一束と呼んだ。「脩」は、ほじし(細長い干し肉)。当時、入門するとき師に贈る最低の謝礼の品であった。今日の入学金に相当する。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子曰、自行束脩以上、吾未嘗無誨焉。
いわく、そくしゅうおこなうよりじょうは、われいまかつおしうることくんばあらず。
  • 束脩 … 干し肉。十本束ねて一束と呼んだ。「脩」は、ほじし(細長い干し肉)。当時、入門するとき師に贈る最低の謝礼の品であった。今日の入学金に相当する。
  • 自~以上 … ~したからには。
  • 未嘗無~ … 「いまだかつて~なくんばあらず」と読み、「今まで~しなかったことはない」と訳す。否定の強調の意を示す。
  • 誨 … 教える。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「述而第七7」参照。
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句