衆之を悪むも必ず察し、衆之を好むも必ず察す
衆之を悪むも必ず察し、衆之を好むも必ず察す
- 出典:『論語』衛霊公第十五27(ウィキソース「論語/衞靈公第十五」参照)
- 解釈:大勢の人々が嫌う人でも、必ず自分でその真相を調べ、大勢の人々がほめる人でも、必ず自分でその真相を調べてみる。
- 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子曰、衆惡之必察焉、衆好之必察焉。
子曰く、衆之を悪むも必ず察し、衆之を好むも必ず察す。
- 衆 … 多数の人。
- 悪 … 悪く言う。
- 察 … 自分で調べ直す。
- 焉 … 断定の気持ちを示す助詞。訓読しない。
- 好 … 「好するも」とも読む。ほめる。よいと言う。
- 詳しい注釈と現代語訳については「衛霊公第十五27」参照。
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