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詩に興り、礼に立ち、楽に成る

おこり、れいち、がく
  • 出典:『論語』泰伯第八8(ウィキソース「論語/泰伯第八」参照)
  • 解釈:人の教養は、詩を学ぶことによって感興を起こし、礼を学ぶことによって確立し、音楽を学ぶことによって完成する。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子曰、興於詩、立於禮、成於樂
いわく、おこり、れいち、がくる。
  • 詩 … 『詩経』に収録されている詩を指す。
  • 興 … 感興を起こす。感情が豊かになる。感情を高揚させる。
  • 礼 … 社会生活上の慣習、制度、作法などの総称。
  • 立 … 確立する。
  • 楽 … 音楽。
  • 成 … 完成する。
  • 詳しい注釈や現代語訳については「泰伯第八8」参照。
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た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句