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君子は其の言の其の行いに過ぐるを恥ず

くんげんおこないにぐるを
  • 出典:『論語』憲問第十四29(ウィキソース「論語/憲問第十四」参照)
  • 解釈:君子は自分の言ったことが、自分の行いよりも大げさになるのを恥じる。実行の伴わない大言壮語を戒めた孔子の言葉。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子曰、君子恥其言而過其行
いわく、くんげんおこないにぐるをず。
  • 君子 … 徳の高い立派な人。人格者。反対は小人。
  • 恥其言 … 実行の伴わない発言を恥じ、言葉を慎むこと。
  • 過其行 … 実行が言葉以上であるよう努力すること。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「憲問第十四29」参照。
あ行 か行 さ行
た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ
論語の名言名句