寿ければ則ち辱多し
寿ければ則ち辱多し
- 〔出典〕 『荘子』天地
- 〔解釈〕 長生きすれば、何かにつけ恥をさらすことも多い。(Yahoo!辞書 大辞泉 【命長ければ恥多し】)
堯觀乎華。華封人曰、嘻、聖人。請祝聖人、使聖人壽。堯曰、辭。使聖人富。堯曰、辭。使聖人多男子。堯曰、辭。
尭、華に観ぶ。華の封人曰わく、嘻、聖人なり。請う、聖人を祝し、聖人をして寿からしめん、と。尭曰わく、辞す、と。聖人をして富ましめん、と。尭曰わく、辞す、と。聖人をして男子多からしめん、と。尭曰わく、辞す、と。
封人曰、壽富多男子、人之所欲也。女獨不欲何邪。
封人曰わく、寿と富と男子多きとは、人の欲する所なり。女独り欲せざるとは何ぞや、と。
堯曰、多男子則多懼、富則多事、壽則多辱。是三者非所以養德也。故辭。
尭曰わく、男子多ければ則ち懼れ多く、富めば則ち事多く、寿ければ則ち辱多し。是の三者は徳を養う所以に非ざるなり。故に辞す、と。