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群して党せず

ぐんしてとうせず
  • 出典:『論語』衛霊公第十五21(ウィキソース「論語/衞靈公第十五」参照)
  • 解釈:君子は、多くの人と仲良く付き合うが、徒党を組むことはない。「群」は、仲間たちと群れること。「党」は、党派を組むこと。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子曰、君子矜而不爭。羣而不黨
いわく、くんきょうにしてあらそわず。ぐんしてとうせず。
  • 矜 … 「おごそかにして」と訓読してもよい。厳かに持する。誇りを持つ。
  • 群 … 仲間たちと一緒にいる。
  • 党 … 徒党を組むこと。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「衛霊公第十五21」参照。
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論語の名言名句