過ちて改めざる、これを過ちという
過ちて改めざる、これを過ちという
- 出典:『論語』衛霊公第十五29(ウィキソース「論語/衞靈公第十五」参照)
- 解釈:過ちを犯したことを知っていながらも改めようとしない、これを本当の過ちという。
- 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子曰、過而不改、是謂過矣。
子曰く、過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。
- 過 … 過失をする。動詞。次の「是謂過矣」の「過」は名詞。過失。過ち。
- 不改 … 過失を改めない。
- 是 … 「~これ…」と読み、前文を受けて「~はつまり…だ」と訳す。
- 矣 … 置き字。読まない。
- 詳しい注釈と現代語訳については「衛霊公第十五29」参照。
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