>   漢詩   >   歴代詩選:中唐   >   江雪(柳宗元)

江雪(柳宗元)

江雪江雪こうせつ
りゅう宗元そうげん     
  • 〔出典〕 『唐詩三百首』五言絶句、『全唐詩』巻352、他
  • 五言絶句。絶・滅・雪(入声屑韻)。
  • ウィキソース「江雪」参照。
  • 江雪 … 江は揚子江、またその支流。雪は雪景色。
  • 「千・万」、「鳥飛・人蹤」、「絶・滅」とが、それぞれ対語となっている。
  • 柳宗元 … 773~819。中唐の文人・政治家。河東(山西省永済県)の人。あざなこう。貞元九(793)年、劉禹錫とともに進士に及第。校書郎、藍田県(陝西省)尉、監察御史裏行を歴任。政治改革に乗り出したが失脚。辺地に左遷され、柳州で死去した。唐宋八大家のひとり。韓愈とともに古文復興につとめた。詩においては王維・孟浩然・韋応物らと同様、自然をうたった詩が優れている。ウィキペディア【柳宗元】参照。
千山鳥飛絶
千山せんざん とりぶこと
  • 千山 … 多くの山。
萬逕人蹤滅
万逕ばんけい 人蹤じんしょうめっ
  • 万逕 … すべての道。
  • 逕 … 『唐詩三百首』等では「徑」に作る。別体字。
  • 人蹤 … 人の足あと。
  • 蹤 … 『唐詩三百首』等では「踪」に作る。
  • 滅 … 消える。
孤舟蓑笠翁
しゅう りゅうおう
  • 孤舟 … 一そうの舟。
  • 蓑笠 … みのと、かさ。
獨釣寒江雪
ひとる 寒江かんこうゆき
  • 寒江雪 … 寒々とした川辺の雪景色の中で。
歴代詩選
初唐 盛唐
中唐 晩唐
北宋 南宋
唐詩選
巻一 五言古詩 巻二 七言古詩
巻三 五言律詩 巻四 五言排律
巻五 七言律詩 巻六 五言絶句
巻七 七言絶句
詩人別
あ行 か行 さ行
た行 は行 ま行
や行 ら行