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九日陪元魯山登北城留別(蕭穎士)

九日陪元魯山登北城留別
九日きゅうじつ 元魯山げんろざんばいして北城ほくじょうのぼ留別りゅうべつす)
蕭穎士しょうえいし
  • 五言絶句。深・心(平声侵韻)。
  • 九日 … 九月九日。重陽の節句。
  • 元魯山 … 元徳秀。字は紫芝。河南の人。
  • 陪 … 陪席。
  • 留別 … 別れて去っていく人が、書き残す作品。
  • 九日陪元魯山登北城留別 … 『全唐詩』では「重陽日陪元魯山德秀登北城矚對新霽因以贈別(時元兄履有挂冠之意)」(五言古詩、全二十八句)のうち、第五句から第八句に作る。
綿連滍川迴
綿連めんれんとして滍川ちせんはるかに
  • 綿連 … 長く続いてとぎれないこと。
  • 滍川 … 魯山に源を発し、汝水に合流する川。
杳渺鴉路深
杳渺ようびょうとして鴉路あろふか
  • 杳渺 … 遠くて、かすかなさま。
  • 鴉路 … 街道名。
彭澤興不淺
彭沢ほうたく きょうあさからず
  • 彭沢 … ここでは陶淵明のこと。陶淵明が江西省彭沢の県令になった故事にちなんで喩えている。
臨風動歸心
かぜのぞんで しんうごかす
  • 臨風 … 高い所で風に向かって立つ。
  • 風 … 『全唐詩』には「一作流」とある。
  • 帰心 … 故郷に帰りたいと思う心。
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