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論語 子罕第九 4

09-04 子絶四。毋意。毋必。毋固。毋我。
つ。く、ひつく、く、し。
  • 四 … 以下の四つのこと。
  • 絶 … 絶ち切る。すっかり無くする。新注には「絶は、無の尽くる者」(絶、無之盡者)とある。
  • 意 … 自分勝手な心。新注には「意は、私意なり」(意、私意也)とある。
  • 毋 … 「なし」と読み、「~ない」と訳す。「無」と同じ。「なかれ」とは読まない。新注には「毋は、史記に無と作る、是なり」(毋、史記作無、是也)とある。
  • 必 … 無理押し。新注には「必は、必を期すなり」(必、期必也)とある。
  • 固 … 固執。執着。かたくな。新注には「固は、執滞なり」(固、執滯也)とある。
  • 我 … 我執。我を張る。新注には「我は、己を私すなり」(我、私己也)とある。
  • 宮崎市定は「孔子は四つのなかれを守った。意地にならぬ、執念しない、固くなにならぬ、我を張らぬ」と訳している(論語の新研究)。
  • 下村湖人(1884~1955)は「先師に絶無といえるものが四つあった。それは、独善、執着、固陋、利己である」と訳している(現代訳論語)。
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