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為政第二 17 子曰由誨女知之乎章

033(02-17)
子曰。由。誨女知之乎。知之爲知之。不知爲不知。是知也。
わく、ゆうなんじこれることをおしえんか。これるをこれるとし、らざるをらずとす。るなり。
現代語訳
  • 先生 ――「由くん、『知る』ということを教えようか。知ってるなら知ってる、知らないなら知らないという、それが知ることだよ。」(魚返おがえり善雄『論語新訳』)
  • 先師がいわれた。――
    ゆうよ、お前に『知る』ということはどういうことか、教えてあげよう。知っていることは知っている、知らないことは知らないとして、素直な態度になる。それが知るということになるのだ」(下村湖人『現代訳論語』)
語釈
  • 由 … 姓はちゅう、名は由。あざなは子路、または季路。孔子より九歳年下。門人中最年長者。孔門十哲のひとり。政治的才能があり、また正義感が強く武勇にも優れていた。ウィキペディア【子路】参照。
  • 誨 … 「教」とほぼ同じ。さとし教える。
  • 女 … 「汝」と同じ。
  • 之 … 「これ」と訓読するが、上の語が動詞であることを示すだけの語助の字。直接に何かを指示するものではない。
  • 乎 … 「か」「や」と訓読する。疑問の意を示す。
  • 是 … 「これ」と訓読する。「それが…である」の意。
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