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論語 学而第一 13

01-13 有子曰。信近於義。言可復也。恭近於禮。遠恥辱也。因不失其親。亦可宗也。
有子ゆうしいわく、しんちかければ、げんむべきなり。きょうれいちかければ、恥辱ちじょくとおざかる。ることしんを失わざれば、たっときなり。
  • 有子 … 孔子の門弟。姓はゆう、名はじゃくあざなは子有。
  • 信 … 約束すること。約束を守ること。
  • 近 … 「近づけば」とも訓読できる。
  • 義 … 道理。
  • 復 … 実行する。履行する。
  • 恭 … うやうやしくすること。
  • 因 … 頼りにすること。宮崎市定はここを「いんにて」と読み、因循の因と解釈している(論語の新研究)。
  • 宗 … 尊ぶ。
  • 下村湖人(1884~1955)は「ゆう先生がいわれた。約束したことが正義にかなっておれば、その約束どおりに履行できるものだ。丁寧さが礼にかなっておれば、人に軽んぜられることはないものだ。人にたよる時に、たよるべき人物の選定を誤っていなければ、生涯その人を尊敬していけるものだ」と訳している(現代訳論語)。
学而第一 為政第二
八佾第三 里仁第四
公冶長第五 雍也第六
述而第七 泰伯第八
子罕第九 郷党第十
先進第十一 顔淵第十二
子路第十三 憲問第十四
衛霊公第十五 季氏第十六
陽貨第十七 微子第十八
子張第十九 堯曰第二十