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自鞏洛舟行入黄河即事寄府県寮友(韋応物)

自鞏洛舟行入黄河即事寄府縣
鞏洛きょうらく舟行しゅうこうして黄河こうが即事そくじ 府県ふけん寮友りょうゆうす)
韋應物いおうぶつ     
  • 七言律詩。東・通・中・風・同(平声東韻)。
  • 寮 … 底本以外の諸本では「僚」に作る。
水蒼山路向東
みずさしはさ蒼山そうざん みちひがしかい
  • 夾 … 『唐詩品彙』、『古今詩刪』(『四庫全書 集部』所収)、『御定佩文齋詠物詩選』では「緑」に作る。
東南山豁大河通
東南とうなん やまひらけて大河たいがつう
寒樹依微遠天外
寒樹かんじゅ依微いびたり 遠天えんてんほか
夕陽明滅亂流中
夕陽せきよう明滅めいめつす 乱流らんりゅううち
孤村幾處臨伊岸
孤村こそん 幾処いくところ伊岸いがんのぞ
  • 幾處 … 底本以外の諸本では「幾」に作る。『韋蘇州集』(『唐五十家詩集』所収)では「歳幾」に作る。
一鴈初晴下朔風
一雁いちがん はじめてれて朔風さくふうくだ
爲報洛橋遊宦侶
ためほうぜよ 洛橋らくきょう遊宦ゆうかんとも
扁舟不繋與心同
扁舟へんしゅうつながず こころおなじと
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