>   論語   >   郷党第十   >   7

論語 郷党第十 7

10-07 齊必有明衣。布。齊必變食。居必遷坐。
さいするときはかならめいり、ぬのなり。さいするときはかならしょくへんじ、きょかならうつす。
  • 斉 … 祭祀を行う前に、斎戒沐浴して心身を清める儀式。「斎」と同じ。ものいみ。新注には「斉には、必ず沐浴す」(齊、必沐浴)とある。
  • 明衣 … 沐浴してから着る清潔な衣。新注には「浴しおわれば即ち明衣を著る。其の体を明潔にする所以なり」(浴竟即著明衣。所以明潔其體也)とある。
  • 布 … 麻布製であった。新注には「布を以て之を為す」(以布爲之)とある。
  • 斉必変食 … ものいみの期間は、ふだんの食事とは違った食事を取った。新注には「食を変ずるは、酒を飲まず、くんくらわざるを謂う」(變食、謂不飲酒、不茹葷)とある。「葷」は、ねぎ・にら・にんにくなど臭いのきつい野菜。
  • 遷坐 … ふだんの居室を移した。新注には「坐を遷すは、常の処を易うるなり」(遷坐、易常處也)とある。
  • 下村湖人(1884~1955)は「ものいみする時には清浄潔白な衣を着られる。その衣は布製である。また、ものいみ中は食物を変えられ、居室をうつされる」と訳している(現代訳論語)。
学而第一 為政第二
八佾第三 里仁第四
公冶長第五 雍也第六
述而第七 泰伯第八
子罕第九 郷党第十
先進第十一 顔淵第十二
子路第十三 憲問第十四
衛霊公第十五 季氏第十六
陽貨第十七 微子第十八
子張第十九 堯曰第二十