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楚辞 きゅう第二 (十一)礼魂れいこん

成禮兮會皷 傳芭兮代舞
れいしてつづみかいし、つたえてかわがわう。
  • ウィキソース「九歌」参照。
  • 礼魂 … 霊魂に礼を捧げる。
  • 成礼 … 儀礼を手落ちなく行うこと。
  • 会鼓 … 太鼓をいっせいに打ち鳴らす。
  • 芭 … 香草の一つ。巫女が持つ香草であるが、詳しくは不明。
  • 伝 … 巫女が香草を互いに手渡す。
姱女倡兮容與
じょうたいてようたり。
  • 姱女 … 美女。ここでは巫女のこと。
  • 倡 … 歌を歌うこと。
  • 容与 … ゆっくりと遊ぶ。
春蘭兮秋菊 長無絶兮終古。
しゅんらんしゅうきくと、ながゆることしゅうならん。
  • 菊 … 「鞠」に作るテキストもある。
  • 終古 … 永遠。
九歌第二
(一)東皇太一 (二)雲中君
(三)湘君 (四)湘夫人
(五)大司命 (六)少司命
(七)東君 (八)河伯
(九)山鬼 (十)国殤
(十一)礼魂  
楚辞目次
九歌第二 卜居第六
漁父第七 惜誓第十一
招隠士第十二