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塞上聞吹笛(高適)

巻一 五言古詩 巻二 七言古詩 巻三 五言律詩
巻四 五言排律 巻五 七言律詩 巻六 五言絶句
巻七 七言絶句 巻八 七言絶句 作家別
    
塞上聞吹笛塞上さいじょうにて吹笛すいてきく)
高適こうせき     
  • 七言絶句。還・閒・山(上平声刪韻)。
  • 塞上聞吹笛 … 『全唐詩』では「和王七玉門關聽吹笛(一作塞上聞笛)」に作り、その詩は「胡人吹(一作羌)笛戍樓間、樓上蕭條海(一作明)月閒、借問落梅凡幾曲、從風一夜滿關山(一作塞上聽吹笛云、雪淨胡天牧馬還、月明羌笛戍樓間、借問梅花何處落、風吹一夜滿關山)」となっている。『河嶽英靈集』では「塞上聞笛」に作り、その詩は「胡人羗笛戍樓間、樓上蕭條明月閑、借問梅花何處落、風吹一夜滿關山」となっている。『国秀集』では「和王七度玉門關上吹笛」に作り、その詩は「胡人吹笛戍樓間、樓上蕭條海月閑、借問落梅凡幾曲、從風一夜滿關山」となっている。『才調集』では「塞上聞笛」に作り、その詩は「胡兒吹笛戍樓間、樓上蕭條海月閑、借問梅花何處落、風吹一夜滿關山」となっている。『文苑英華』では「塞上聴吹笛」に作り、前半二句のあとに「一作胡人羗笛戍樓間、樓上蕭條明月間」との注あり。『唐人萬首絶句選』では「塞上聞笛」に作る。『高常侍集』(『四庫全書 集部』所収)では前半二句のあとに「一本云胡人羌笛戍樓間樓上蕭條明月閑」との注あり。
雪淨天牧馬還
ゆききよく 胡天こてん うまぼくしてかえれば
  • 胡 … 『唐人萬首絶句選』(『四庫全書 集部』所収)では「遥」に作る。『唐音』では「邊」に作る。
月明羌笛戍樓閒
つきあきらかに 羌笛きょうてき 戍楼じゅろうかん
借問梅花何處落
借問しゃもんす 梅花ばいか 何処いずくよりかつる
風吹一夜滿關山
かぜいて 一夜いちや 関山かんざん