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子夜春歌(郭震)

巻一 五言古詩 巻二 七言古詩 巻三 五言律詩
巻四 五言排律 巻五 七言律詩 巻六 五言絶句
巻七 七言絶句 巻八 七言絶句 作家別
    
子夜春歌子夜しや春歌しゅんか
郭震かくしん     
  • 五言絶句。枝・吹・知(上平声支韻)。
  • 子夜春歌 … 『全唐詩』では「子夜四時歌六首 春歌二首 其一」に作る。
  • 郭震 … 底本では「郭」に作るが、『全唐詩』に従い改めた。なお、『萬首唐人絶句』、『樂府詩集』では「郭元振」に作る。「元振」は字。
陌頭楊柳枝
陌頭はくとう 楊柳ようりゅうえだ
已被春風吹
すでに春風しゅんぷうかれたり
妾心正斷絶
しょうこころ まさ断絶だんぜつ
君懷那得知
きみおもなんることを
この詩は江戸時代の詩人によって、いくつか意訳されている。

道のほとりの青柳あをやぎを、あれ春風の吹きわたる、わしの心のやるせのなさを、思ふあたりに知らせたや。(服部南郭)

町のほとりの柳さへ、あれ春風が吹くわいな、わしが心の遣る瀬なさ、思ふとのごにしらせたい。(柳澤淇園)

き返る、ちまたの柳、枝垂れて、春のあらしに吹かるめり、心乱れしこのうさを、恋しき人の知るべくもがな。(大江玄圃)

『唐詩解頤』
(ドラッグで動きます)