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登兗州城楼(杜甫)

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巻四 五言排律 巻五 七言律詩 巻六 五言絶句
巻七 七言絶句 巻八 七言絶句 作家別
    
登兗州城樓
兗州えんしゅう城楼じょうろうのぼる)
杜甫とほ     
  • 五言律詩。初・徐・餘・躇(平声魚韻)。
  • 兗州 … 今の山東省滋陽県。杜甫の父杜閑とかんがここの司馬として赴任していた。
東郡趨庭日
東郡とうぐん にわはし
  • 東郡 … 秦代の古名。河北省南部と山東省西北部をさす。
  • 趨庭 … 子が父の教えを受けること。「論語」季氏篇より。
南樓縱目初
南楼なんろう ほしいままにするはじ
浮雲連海岱
浮雲ふうん 海岱かいたいつらなり
  • 海岱 … 舜のときの十二州の一つ。東海から泰山までの間の地。岱は泰山。『全唐詩』では「岱」を「嶽」に作り、「一作岱」との注がある。
平野入青徐
平野へいや 青徐せいじょ
  • 青徐 … 青州と徐州。
孤嶂秦碑在
孤嶂こしょう 秦碑しんぴ
  • 孤嶂 … 平野の中に孤立する峰。
  • 秦碑 … 秦代の碑。
荒城魯殿餘
荒城こうじょう 魯殿ろでんあま
  • 魯殿 … 宮殿の名。魯の恭王が建てた霊光殿のこと。
從來多古意
従来じゅうらい 古意こいおお
  • 古意 … 昔をしのぶ心。
臨眺獨躊躇
臨眺りんちょうしてひと躊躇ちゅうちょ
  • 臨眺 … 高い所から遠くを眺めわたすこと。
  • 躊躇 … ここでは、立ち去りかねること。
『唐詩解頤』
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