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送平淡然判官(王維)

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巻四 五言排律 巻五 七言律詩 巻六 五言絶句
巻七 七言絶句 巻八 七言絶句 作家別
    
送平淡然判官
平淡然へいたんねん判官はんがんおくる)
おう     
  • 五言律詩。侯・愁・流・頭(平声尤韻)。
  • 平淡然 … 人名。人物については不明。
  • 判官 … 節度使などの属官。
不識陽關路
らず 陽関ようかんみち
  • 陽関 … 今の甘粛省敦煌県の南西にあった関所。
新從定遠侯
あらたに定遠侯ていえんこうしたが
  • 定遠侯 … もとは後漢の班超を指すが、ここでは平淡然の上官である将軍を指す。
黄雲斷春色
黄雲こううん 春色しゅんしょく
  • 黄雲 … 黄砂のために黄色くなった雲。
  • 春色 … 春の光。
畫角起邊愁
画角がかく 辺愁へんしゅうこす
  • 画角 … 絵の描いてあるつの笛。軍中で用いる。
  • 起 … 『全唐詩』には「一作越」との注がある。
瀚海經年別
瀚海かんかい としわか
  • 瀚海 … ゴビ砂漠のこと。あるいは北海(バイカル湖)のことともいう。
  • 別 … 『全唐詩』では「到」に作り、「一作別」との注がある。
交河出塞流
交河こうが さいでてなが
  • 交河 … 新疆ウイグル自治区トルファンの辺りを流れる河の名。
須令外國使
すべからく外国がいこく使つかいをして
知飲月氏頭
月氏げっしこうべむをらしむべし
  • 知 … 『全唐詩』には「一作只」との注がある。
  • 月氏 … 中国の西域にいた民族の名。
  • 飲月氏頭 … 匈奴が月氏を破り、月氏王のしゃれこうべを酒杯にして月氏族を恐れさせたという、『史記』大宛伝にみえる故事をふまえていったもの。
『唐詩解頤』
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