竹徑從初地
- 竹径 … 竹林の中の小道。
- 從 … 『全唐詩』には「一作連」との注がある。
- 初地 … 寺の入り口と仏教の悟りの入り口とをかけていったもの。
蓮峯出化城
- 化城 … 仮に作られた幻の都城。『法華経』化城喩
品 による。ここでは弁覚寺をさす。
窗中三楚盡
- 三楚 … 西楚・東楚・南楚。
- 盡 … 『全唐詩』には「一作靜」との注がある。
林外九江平
- 外 … 『全唐詩』では「上」に作り、「一作外」との注がある。
嫩草承趺坐
- 嫩 … 『全唐詩』では「軟」に作り、「一作嫩」との注がある。嫩はわかくて柔らかい。
- 趺坐 … 足をくみあわせて坐ること。坐禅の正しい坐り方。
長松響梵聲
- 梵声 … 読経の声。梵は
梵唄 。
空居法雲外
- 空居 … 心を空寂にして住む。
- 法雲 … 法雨を降らす雲。法雨とは仏法の教えが衆生を救う恵みの雨にたとえたことば。
觀世得無生
- 観世 … 世間の実相を観照すること。
- 無生 … 生死を超脱した真如の境地。
