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送崔融(杜審言)

送崔融
崔融さいゆうおく
審言しんげん
  • 〔テキスト〕 『唐詩選』巻三、『全唐詩』巻六十二、『杜審言集』巻上(『前唐十二家詩』所収)、『杜審言集』巻上(『唐五十家詩集』所収)、『唐詩品彙』巻五十七、『唐詩別裁集』巻九、他
  • 五言律詩。將・征・城・聲・平(平声庚韻)。
  • ウィキソース「送崔融 (杜審言)」参照。
  • 崔融 … 653~706。唐初期の詩人。
  • 杜審言 … 645?~708。初唐の詩人。じょうよう(湖北省)の人。あざなは必簡。杜甫の祖父。咸亨元年(670)、進士に及第。李嶠、崔融、蘇味道とともに「文章四友」と呼ばれる。ウィキペディア【杜審言】参照。
君王行出將
君王くんのう 行〻ゆくゆくでてしょうたらんとし
  • 君王 … 則天武后の甥、武三思を指す。
  • 行 … 「ゆくゆく」と読む。「今まさに」の意。
書記遠從征
しょ とおせいしたが
  • 書記 … 崔融を指す。
祖帳連河闕
ちょう けつつらなり
  • 祖帳 … 送別の宴。
  • 河闕 … 洛陽南の伊闕山。
軍麾動洛城
ぐん らくじょううごかす
  • 軍麾 … 指揮旗。
旌旗朝朔氣
せい あしたにはさく
  • 旌旗 … 旗指物。「旌旃せいせん」「旌旆せいはい」も同じ。
  • 旗 … 『全唐詩』では「旃」に作り、「一作旗」とある。『前唐十二家詩本』『唐五十家詩集本』『唐詩品彙』『唐詩別裁集』では「旃」に作る。
  • 朔気 … 北方のつめたい空気。
笳吹夜邊聲
すい よるには辺声へんせい
  • 笳吹 … 胡笳の音。
  • 辺声 … 辺境の音色。ここでは胡笳の音を指す。
坐覺煙塵掃
そぞろにおぼゆ 煙塵えんじんはらわるるを
  • 坐 … なんとなく。
  • 煙 … 『唐詩選』『唐詩品彙』『唐詩別裁集』では「烟」に作る。異体字。
  • 掃 … 『唐詩選』では「拂」に作る。
秋風古北平
しゅうふう 北平ほくへい
  • 古北平 … いにしえの右北平ゆうほくへいの地。秦から漢の右北平郡、晋の北平郡のこと。ウィキペディア【右北平郡】参照。
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