江上吟(李白)
江上吟 (
江上吟)
李白
- 七言古詩。舟・頭・畱・鷗・丘・洲・流(下平声尤韻)
- 『靜嘉堂文庫蔵宋刊本 李太白文集』(平岡武夫編『李白の作品』、京都大学人文科学研究所)、『宋蜀刻本唐人集叢刊 李太白文集』(上海古籍出版社)、王琦編注『李太白全集』(中国書店)には「一作江上遊」との注あり。
木蘭之枻沙棠舟
木蘭の枻 沙棠の舟
玉簫金管坐兩頭
玉簫 金管 両頭に坐す
美酒樽中置千斛
美酒 樽中 千斛を置き
- 樽 … 『全唐詩』、『唐詩別裁集』では「尊」に作る。『靜嘉堂文庫蔵宋刊本 李太白文集』(平岡武夫編『李白の作品』、京都大学人文科学研究所)、『宋蜀刻本唐人集叢刊 李太白文集』(上海古籍出版社)、王琦編注『李太白全集』(中国書店)には「一作當」との注あり。
載妓隨波任去畱
妓を載せ波に随って去留に任す
- 畱 … 『靜嘉堂文庫蔵宋刊本 李太白文集』(平岡武夫編『李白の作品』、京都大学人文科学研究所)、『宋蜀刻本唐人集叢刊 李太白文集』(上海古籍出版社)では「流」に作る。王琦編注『李太白全集』(中国書店)には「繆本作流非」との注あり。
仙人有待乘黄鶴
仙人待つありて黄鶴に乗り
海客無心隨白鷗
海客 心なくして白鷗に随う
- 隨 … 『靜嘉堂文庫蔵宋刊本 李太白文集』(平岡武夫編『李白の作品』、京都大学人文科学研究所)、『宋蜀刻本唐人集叢刊 李太白文集』(上海古籍出版社)、王琦編注『李太白全集』(中国書店)には「一作狎」との注あり。
屈平詞賦懸日月
屈平の詞賦は日月に懸け
楚王臺榭空山丘
楚王の台榭は空しく山丘
興酣落筆搖五嶽
興 酣にして筆を落せば 五嶽を揺がし
詩成笑傲凌滄洲
詩成って笑傲すれば 滄洲を凌ぐ
- 笑 … 『靜嘉堂文庫蔵宋刊本 李太白文集』(平岡武夫編『李白の作品』、京都大学人文科学研究所)、『宋蜀刻本唐人集叢刊 李太白文集』(上海古籍出版社)では「嘯」に作る。王琦編注『李太白全集』(中国書店)には「繆本作嘯」との注あり。
功名富貴若長在
功名 富貴 もし長えにあらば
漢水亦應西北流
漢水もまたまさに西北に流るべし