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烏夜啼(李白)

巻一 五言古詩 巻二 七言古詩 巻三 五言律詩
巻四 五言排律 巻五 七言律詩 巻六 五言絶句
巻七 七言絶句 巻八 七言絶句 作家別
    
烏夜啼烏夜啼うやてい
李白りはく     
  • 七言古詩。棲・啼(上平声齊韻)、女・語(上聲語韻)雨(上聲麌韻)通押。
雲城欲棲
黄雲こううん城辺じょうへん からすまんとほっ
  • 黄 … 王琦編注『李太白全集』(中国書店)では「尋」に作る。
  • 邊 … 王琦編注『李太白全集』(中国書店)には「一作南」との注あり。
  • 欲棲 … 『唐寫本唐人選唐詩』(『唐人選唐詩十種』所収)では「夜栖」に作る。
歸飛啞啞枝上啼
かえんで 啞啞ああとして枝上しじょう
機中織錦秦川女
機中きちゅう にしきる 秦川しんせんじょ
  • 機中織錦秦川女 … 『靜嘉堂文庫蔵宋刊本 李太白文集』(平岡武夫編『李白の作品』、京都大学人文科学研究所)、『宋蜀刻本唐人集叢刊 李太白文集』(上海古籍出版社)、王琦編注『李太白全集』(中国書店)、『樂府詩集』、『全唐詩』には「一作閨中織婦秦家女」との注あり。
如烟隔牎語
碧紗へきさ けむりのごとく まどへだててかた
  • 紗 … 『唐寫本唐人選唐詩』(『唐人選唐詩十種』所収)では「沙」に作る。
停梭悵然憶遠人
とどめて悵然ちょうぜんとして遠人えんじんおも
  • 然 … 『靜嘉堂文庫蔵宋刊本 李太白文集』(平岡武夫編『李白の作品』、京都大学人文科学研究所)、『宋蜀刻本唐人集叢刊 李太白文集』(上海古籍出版社)では「望」に作る。
  • 悵然憶遠人 … 『全唐詩』には「一作向人問故夫」との注あり。『靜嘉堂文庫蔵宋刊本 李太白文集』(平岡武夫編『李白の作品』、京都大学人文科学研究所)、『宋蜀刻本唐人集叢刊 李太白文集』(上海古籍出版社)には「一作問人憶故夫」との注あり。『唐寫本唐人選唐詩』(『唐人選唐詩十種』所収)では「問人憶故夫」に作る。
獨宿空房涙如雨
ひとり空房くうぼう宿しゅくして なみだあめのごとし
  • 空 … 『全唐詩』では「孤」に作り、「一作空」との注あり。
  • 獨宿空房 … 『唐寫本唐人選唐詩』(『唐人選唐詩十種』所収)では「獨宿空床」に作る。『全唐詩』では「獨宿孤房」に作り、「一作欲説遼西」との注あり。『李翰林集』(江蘇廣陵古籍刻印社)、『(分類補註)李太白詩』(『和刻本漢詩集成 唐詩2』所収)、『唐詩解』、『樂府詩集』、王琦編注『李太白全集』(中国書店)、『才調集』(『四部叢刊 初編集部』所収)、『唐文粹』(『四部叢刊 初編集部』所収)、『分類補註李太白詩』(『四部叢刊 初篇集部』所収)では「獨宿孤房」に作る。『靜嘉堂文庫蔵宋刊本 李太白文集』(平岡武夫編『李白の作品』、京都大学人文科学研究所)、『宋蜀刻本唐人集叢刊 李太白文集』(上海古籍出版社)では「獨宿孤房」に作り、「一作獨宿空堂一作知在流沙」との注あり。
  • 『樂府詩集』には「一作停梭向人問故夫欲説遼西涙如雨」との注あり。
  • 『靜嘉堂文庫蔵宋刊本 李太白文集』(平岡武夫編『李白の作品』、京都大学人文科学研究所)、『宋蜀刻本唐人集叢刊 李太白文集』(上海古籍出版社)には「一作停梭向人問故夫知在關西涙如雨」との注あり。
  • 『才調集』(『四部叢刊 初編集部』所収)には「一作停梭向人問故夫知在流沙涙如雨」との注あり。
  • 王琦編注『李太白全集』(中国書店)には「一作停梭向人問故夫。知在關西涙如雨。又悵然憶遠人一作悵然望遠人。一作問人憶故夫。又獨宿孤房。一作獨宿空堂。一作知在流沙。一作欲説遼西」との注あり。