二十四詩品 二十二 飄逸
二十二 飄逸
落落欲往、矯矯不羣。
落落として往かんと欲し、矯矯として群せず。
緱山之鶴、華頂之雲。
緱山の鶴、華頂の雲。
- 緱 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「猴」に作る。
高人惠中、令色絪縕。
高人 恵き中、令色 絪縕たり
。
- 惠 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「画」に作り、「画一本作惠非」との注あり。
御風蓬葉、汎彼無垠。
風を蓬葉に御し、かの垠りなきに汎ぶ。
- 汎 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「泛」に作る。
如不可執、如將有聞。
執るべからざるがごとく、まさに聞くあらんとするがごとし。
識者期之、欲得愈分。
識者これを期すも、得んと欲すればいよいよ分る。
- 期之、欲得 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「已領、期之」に作る。