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二十四詩品 二十二 飄逸

一 雄渾 二 冲淡 三 繊穠
四 沈著 五 高古 六 典雅
七 洗煉 八 勁健 九 綺麗
十 自然 十一 含蓄 十二 豪放
十三 精神 十四 縝密 十五 疎野
十六 清奇 十七 委曲 十八 実境
十九 悲概 二十 形容 二十一 超詣
二十二 飄逸 二十三 曠達 二十四 流動
    
 二十二 飄逸ひょういつ
落落欲往、矯矯不羣。
落落として往かんと欲し、矯矯きょうきょうとして群せず。
山之鶴、華頂之雲。
緱山こうざんの鶴、華頂の雲。
  • 緱 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「猴」に作る。
高人中、令色絪縕。
高人 さとこころ、令色 絪縕いんうんたり 。
  • 惠 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「画」に作り、「画一本作惠非」との注あり。
御風蓬葉、彼無垠。
風を蓬葉にぎょし、かのかぎりなきにうかぶ。
  • 汎 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「泛」に作る。
如不可執、如將有聞。
るべからざるがごとく、まさに聞くあらんとするがごとし。
識者期之、欲得愈分。
識者これを期すも、得んと欲すればいよいよ分る。
  • 期之、欲得 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「已領、期之」に作る。